-状況-
オラは数十年前に一度ギターを置いている。
そうなった理由は明確には思い出せないし、もう忘れてしまった。
合っているか疑わしいローコード数種類を駆使し、ストロークの基本を完全に無視した複雑怪奇なリズムで好き勝手やっていた。
それでも楽しかったのかもな。
正しいことをやるだけが音楽じゃない。
当然、技術としては得たものは何も無く、むしろ葬り去った方がマシなものであった。
でも、楽しかったハズなのに、辞めた。
理由は何であったのか。
きっと、他にもお楽しみが盛り沢山だったのだろう。
そう思うことにした。
遠い日の思い出である。
それから数十年後、オラはギターを再び握りしめている。
なぜ、今は、こうも続けられているのか。
オラの推論としてはこうだ。
推論:当時と違い、次にやるべきことを自力で探せるので行き詰り難い。
独学を前提条件とするが、当時はネットがなかったので、ギター上達のヒントは、
・うまい人から聞く
・教則本を読む
・気合で耳コピする
この三つしかなかったのだ。
当時の独学ギタリストは、そんな環境にもめげずに努力を積み重ね、無事に上手くなれたことは尊敬に値する。
調べてみると、「ギター練習ビデオ」なるモノもあったらしいが、そんなものが仮に10本あっても現代の効率の良さには敵わない。
見習いギタリストにとって、ネットはお値段以上に貢献度が高い。
ネットというのは、当時の技術背景に置き換えてみると、「24hギターお悩み電話相談」のようなモノだ。
「いつでも相談OK、悩み無用」である。
こんなサービスがあれば、”タダ”なら今すぐ利用する。
だが、それが不可能なのは言うまでもない。
そう、これはギターに限ったことではない。
疑問への回答を即座にアウトプットしてくれる仕組みがあれば、簡単にはお手上げ(行き詰まり)にならないのだ。
どうやら「続けられる理由」よりも、「諦めた理由」を振り返ってみることがオラには大事だったようだ。
-練習詳細-
課題曲練習(L’Arc~en~Ciel Driver’s High ※原曲BPM172)
・イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、通しで弾き込み BPM135
・ ソロ部分はBPM90で練習
耳と感性でギターが弾ける本 (トモ藤田さん)
・C、Fメジャートライアド
・2、3弦のみ使用の ブルース風ソロ
歌謡曲練習(あいみょん 空の青さを知る人よ ※原曲BPM106)
・原曲通り感情入り演奏 1回
アルペジオ
・左手オシャレコード、右手、数パターン練習
スケール
・C イオニアン(ウォーミングアップ)
単音適当アドリブ
・Youtubeバッキングトラック
Pop/Rock Backing Track in D Major | 120 bpm
その他、腕立、腹筋、スクワット、各20回×2セット
コメントを残す